車のマフラーからボボボボと異音がすることがあります。マフラーは排気ガスを排出する重要なパーツで、異音がするとエンジンに悪影響を及ぼす可能性があります。
本記事では、車マフラーの異音がする代表的な原因と対処法を解説します。マフラーの異音でお困りの方はぜひご参考ください。適切な対応をすることで、高額な修理費用を避けられる場合があります。
車マフラーの異音がする原因マフラー本体やエキゾーストパイプが腐食していることが異音の主な原因です。他にも、マフラーの取り付け部のゆるみやエンジンオイルの不足なども考えられます。
車のマフラー がボボボボと異音がなる原因
車のマフラーからボボボという異音がする主な原因は以下の通りです。
- マフラーの損傷や劣化
マフラーに穴が開いたり、亀裂が入ったりすると、そこから排気ガスが漏れてボボボという音がする場合があります。マフラーの腐食や塩害、事故などによって発生します。 - エンジンの不調
エンジンの不調や故障が原因で、エンジンから異常な排気音が発生することがあります。具体的には、エンジンの振動が大きい、アイドリングが不安定、加速が鈍いなどの症状が出ます。 - マフラー内部への異物の混入
マフラー内部に小石や金属片などの異物が入り込むと、排気ガスとの接触で異音を発生させることがあります。
ボボボという音がする場合はマフラーの異常を示している可能性が高いので、早めに整備工場で点検を受けることをおすすめします。放置していると排気ガス漏れなどで事故につながる恐れもあります。
エンジンオイルの不足、エアフィルターの目詰まり、触媒コンバーターの劣化などがあります。
ボボボボと異音がなった場合の緊急対処法
車のマフラーからボボボという異音がする場合、以下のような対処が必要です。まず、マフラーからの排気漏れが考えられます。マフラーに穴が空いたり亀裂が入ったりしている可能性が高いです。このまま放置すると騒音の原因や有害ガスが車内に入ってくる危険性があります。
対処法としては、できるだけ早急にマフラーの修理または交換を行うことが必要です。軽度の場合はマフラー補修用のパテで応急処置ができる場合もありますが、本格的な修理は専門の整備工場に依頼することをおすすめします。
自力での対処が難しい場合は、レッカーを呼んで整備工場まで搬送するのも良いでしょう。無理に走行を続けると事故につながる可能性があり危険です。また、マフラーの劣化が進んでいる場合は、この機会に新品と交換することも検討しましょう。交換には2~3万円程度の費用がかかります。
ボボボボと異音がなる場合の修理費用の相場
マフラーの排気漏れの場合、マフラーの修理や交換が必要です。修理費用は状態によって異なりますが、概ね以下のような金額がかかります。
- マフラーの修理: 5,000円~10,000円
- マフラーの交換: 20,000円~30,000円
一方、エンジン不調の場合は、エンジン本体の修理費用がかかるため高額になる可能性があります。10万円を超えるケースも少なくありません。
したがって、ボボボボというマフラーの異音がした場合は、まず整備工場で原因を診断してもらうことが大切です。その上で対応策を考えることをおすすめします。
まとめ
異音の原因としては、マフラー自体の損傷や腐食、排気系統の問題、排気漏れ、またはマフラー内の異物の存在などが挙げられます。これらの問題は、車の性能に影響を及ぼすだけでなく、場合によっては安全上のリスクをもたらす可能性があるため、早急な対応が求められます。
対処法としては、まずは異音の原因を特定することが重要です。簡単な視覚的検査から始め、必要に応じてプロのメカニックに診断を依頼することが推奨されます。小さな問題であれば自分で修理できることもありますが、複雑な問題や専門的な技術が必要な場合は、専門の修理工場に依頼するのが最良です。
