シートベルトは日々の安全運転に欠かせないものであり、そのバックルの不具合は命に関わる重要な問題です。しかし、多くのドライバーはシートベルトバックルの交換料金や交換の必要性について、あまり詳しく知らないことが多いです。
この記事では、シートベルトバックルの交換が必要になった時、どのようなプロセスを踏むのか、そしてその料金は一体どれくらいになるのかについて、分かりやすく解説します。この記事を読むことで、もしもの時のための知識と対策が手に入ります。
シートベルトバックルの交換時期とそのサイン
シートベルトバックルの交換時期について、次のようなサインがあるでしょう。まず、バックルの開閉がスムーズにできなくなったり、固くて力が入らない場合は交換のサインです。10年以上経過した古い車両で起きやすいです。ベルトがロックされにくくなることもあり、事故のリスクが高まります。
次に、バックル付近から異音がする場合も要注意です。摩耗で部品の磨り減りが進んでいる証拠で、故障の前兆です。ベルトが突然外れる可能性が出てきます。
また、バックル周辺にひび割れや変形が見られる場合は、事故の衝撃などで内部の部品が壊れている可能性があります。外観上はわからない内部破損もあるでしょう。これらのサインが見られた場合は速やかに交換する必要があります。事故につながる重大なトラブルを回避できます。
オートバックスでの交換サービス概要
オートバックスではシートベルトバックルの交換を受け付けています。店舗によって対応できないケースもありますが、多くの店舗で交換作業が可能です。作業工賃+部品代での料金設定になっています。
工賃は作業時間によって店舗毎に異なりますが、部品代はオートバックスの設定料金です。車種やモデル年式によって部品代は変動します。交換作業時間は30分程度が標準です。
作業後に試運転を行い、異常が無いことを確認してから引き渡しとなります。保証期間内に不具合が発生した場合は無償で修理対応してくれます。
オートバックスのシートベルトバックル交換費用交換費用の価格相場
シートベルトバックルの交換費用は、 工賃と部品代の合計で1万円前後が相場 です。
工賃は作業時間に応じて店舗毎に異なり、30分程度の簡易作業で5,000円程度かかります。一方、部品代は4,000円~8,000円ほどで、車種や型式、年式によって金額が変わってきます。国産車の方が外車より高めです。
合計1万円前後で交換できることが多いでしょう。高級車や大型バンなどでは更に高額になる可能性もあります。
費用に影響する要因
シートベルトバックル交換の費用に影響する主な要因は次の3つです。
- 車のメーカー: 国産車の方が外車より部品代が高い
- 車種と型式: 高級車ほど部品代が高額
- 店舗の工賃設定: 作業時間と技術料によって異なる
例えばトヨタのハイエースでは1万5千円程度、メルセデス・ベンツの高級セダンでは3万円を超えることもあります。店舗の工賃設定にもよりますが、このように幅広い価格帯があります。オートバックス以外の交換オプション
オートバックス以外では、地域の信頼できる自動車整備工場でも交換が可能です。場合によっては少し安く済むこともあります。また、中古のシートベルト部品を利用することで更にコストダウンできるでしょう。交換作業そのものは簡単なので、車に詳しい知人に依頼する方法もあります。
シートベルトバックル交換の手続きと注意点
オートバックスでの交換手続きの流れについて、オートバックスでシートベルトバックルの交換をする場合、基本的な手続きの流れは次の通りです。
- 店頭か電話で作業予約を入れる
- 当日整備工場へ車両を持ち込む
- 作業承諾書にサインし、要点確認
- 30分程度の作業後、店員にて試運転確認
- 料金支払い
- 修理保証書を受け取る
事前の予約が必要になるでしょう。当日作業準備のため、予約なしの持ち込みは断られる可能性が高いです。
交換に要する時間と予約の必要性
標準的な所要時間は30分程度です。複雑な構造の車両だと1時間程度かかることもあります。作業当日の混雑状況によって待ち時間があるでしょう。できるだけ事前予約することをおすすめします。
予約がない場合、作業担当者の配車状況によっては翌日以降の作業となります。以上、シートベルトバックル交換の必要性とオートバックスでの対応について解説しました。バックルの異常サインが見られたら迷わず交換しましょう。
